お世話になってるヘアメイクさんの代理でパリオリンピック金メダリストのヘアメイクを担当しました。
アスリートのヘアメイクを担当することは何度かありましたが、オリンピアンは初めてです。

撮影場所は千歳烏山にある日本女子体育大学でした。

選手の母校ではなかったのですが、撮影で使わせていただけるのでこちらになったのだと思います。
控室はNゼミ室。

 

普段は授業をしている部屋なのでテレビモニターやホワイトボードがあります。

メイクルームとして問題なく使わせていただきました。

支度時間は短く、練習中のシーンを撮るのでヘアメイクはあまり作りこみません。
選手ご本人に普段の練習時はどうしてるかを聞いて仕上げました。
衣装はユニフォームだったのでスタイリストさんはいませんでした。
お仕事を受けたヘアメイクさんから、もしかしたら衣装のシワが気になるかもしれないからスチームアイロンを持っていってほしいとアドバイスがありました。

今回は使うことはありませんでしたがスタイリストさんがいない現場の場合、頼られることはあるのでヘアメイクの仕事道具だけ用意したらいいわけではありません。
以前デビューするバンドのミュージックビデオ撮影が2日間あったのですが、スタイリストさんがおらず衣装のアイロンがけをしました。
初めての撮影でファンデーションを塗られたことを忘れてベッタリと洋服につけてしまい、2日間同じ衣装を着るので洗濯もしました。
夏の撮影だったのですぐ乾いたのでなんとかなりました!
本来の仕事ではないので緊張もしますが、人手が足りない時は助け合います。

撮影はフィールド内でしました。

12月にしては寒くない日でしたが、とはいえユニフォームやトレーニングウェアでは寒いのでベンチコートも用意してあります。

カットがかかる度にベンチコートを持ってかけつけます。
選手が風邪気味だったので悪化しては大変です。
やはり金メダリストは忙しく、撮影も沢山あるようで体調を崩してしまったそうです。

撮影は無事に終わり、代理の仕事を問題なくできて安心しました。

私はあまり同業者の友人がいないので、同じ師匠についていた後輩のヘアメイクさんに自分の仕事を代理で行ってもらったり、一緒に仕事をしていただいています。
今回のお仕事は後輩のヘアメイクさんの紹介で知り合ったヘアメイクさんからの依頼でした。
以前私が専属ヘアメイクをやっていて忙しく、手伝っていただいた御縁があります。
代理で仕事を受けることは結構責任重大で、ミスをしてしまえば依頼者が仕事を失ってしまうリスクがあります。
専門学校の同級生に代理で行ってもらったところ、ペーパータトゥーを失敗してストックがなかったから手描きでやったと後から報告され驚いたことがあります。
ドラマの撮影だったので同じ状態に再現する「繋がり」というのが大事なのに、手描きが通用するわけでもなく…いま思い出してもつらいです。
何故失敗した時点で連絡をくれなかったのかとか、そもそもわからなかったなら聞いて欲しかったなど色々と思うことはありましたが、クライアントからしたらすべて代理をよこした私の責任になります。
そのクライアントからの仕事は2度とこなくなりました…。
そういう経験から代理で行くお仕事は自分の失敗だけでは済まないことを痛感しています。
依頼してくれたかたの信頼に応えるのは当たり前です。
2025年は新たな仕事も決まり、もっと飛躍できるように頑張っていきたいと思っています!