久しぶりに音楽番組の収録でNHKに行ってきました。
紅白歌合戦には２回仕事で行ったことがあります。
あれだけの人数が出演するとなると楽屋は足りず、その時はテレビがない部屋を楽屋にされていたので、今誰が歌っていて順番はいつ頃になるのかわからない状態でした。
もちろんスタンバイする時にはスタッフさんから声がかかるのですが。
待っている間は廊下にあったモニターを皆んなで観ていました。
あんな大舞台の裏側がこんな感じとは意外かもしれません。
NHKは大きな改装はされていないので、私がアシスタントに付いていた頃からほとんど変わらないです。
曙橋の時のフジテレビや六本木ヒルズが建つ前のテレビ朝日も昔はこんな雰囲気でしたね。
懐かしく思います。
日本テレビの麹町スタジオも改装されて綺麗になりましたが、古い方も情緒があって好きでした。
エレベーターもチーンって鳴るような古い物で来るのが遅く、急いでいる時にはやきもきしていました。
ちょうどエレベーターが来たから慌てて乗り込んだら、二宮和也さんがマネージャーさんとお二人で乗られていました。
あっと思い降りようとしたら二宮さんが「どうぞ！」と言ってくださり、楽屋のある階に着いたらなんと二宮さんが開ボタンを押していて「先にどうぞ」と。
「すみません！ありがとうございます！」と恐縮しながらもスターの優しいお気遣いに感動しました！
そういえば手書きの入館票も他のテレビ局ではないですね。
他のテレビ局では受付で番組名と自分の名前を言って確認が取れると、首からさげる１日入構証を渡されます。
日本テレビでは芸能人のかたでも受付に名前が記録されていないと入れませんでした。
さすがに本人なのに？と不思議でしたが、万が一を考えたらそれくらいセキュリティーがしっかりしているべきなのかもしれません。
今回の楽屋はテレビがある部屋でした。
ライト付きのメイク台があったのですが、道具が乗り切らず椅子に乗せて準備しました。
ちなみに横並びのメイクルームもあります。
たまにしか行かないので楽屋まで辿り着くのに割と迷子になります。
ご一緒させていただいたヘアメイクさんと受付で待ち合わせをしていたので迷わずに来られましたが。
収録スタジオは101スタジオでした。
お客さんを入れての収録で300人程入っていました。
坂本龍一さんがNHKの509スタジオが日本で一番いいスタジオと言っていた記事を読みました。
いつか509スタジオでの収録のお仕事をしてみたいです。
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