瞑想的茶会 by トモミの瞑想的生活

こんにちは!トモミです。

昨今、マインドフルネスという言葉をよく目にされるかと思います。
過去や未来にとらわれず、【今ここ】の体験に、意識を集中している心の状態を表します。

外側の世界に向かって働いている五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)に集中している状態が「マインドフルネス」、
目を閉じて自分の内側に意識を向けて集中している状態が「瞑想」です。

「瞑想は難しい」というお声をよく聞きますが、まずは五感に集中するマインドフルネスな状態を日常で練習すると、内側に集中しやすくなり瞑想にも入りやすくなります。
瞑想でいきなり無になるのは難しく、まずは内側の、例えば呼吸に集中することで思考が少なくなっていき、一点に集中できるようになり、そのうちだんだんと無を感じられる時間ができてきます。その積み重ねです。

 

お茶と瞑想の共通点は、どちらもマインドフルネス【今ここに集中する】ということ。

 

「興味はあったけど(瞑想)(お茶)は初めて」
「脚が組めない」「脚が痛くて瞑想に集中できない」
「いきなり本格的なお茶会に参加するには心の準備が」

 

それはとてももったいない!
瞑想は椅子に座ってできます。
テーブル茶道という椅子に座ってできるスタイルの茶道があります。

ということで、テーブル茶道講師の大塚明日香さんと一緒に、3月の良き日に「瞑想的Otowa Avenue 茶会」を開催いたしました。

 

まず私の方で担当させていただいたのは、呼吸法二つと初心者の方にもおすすめな、ご自身の呼吸に集中するマインドフルネス瞑想です。
「瞑想は初めて」という方が多かったのですが、リードに委ねていただいて、それぞれがご自身の「内側の静かな時間を体感できた」というお声をいただきました。

 

 

内側が静かに整ったところで、明日香先生にバトンタッチ、お茶の時間です。
先生のお手前に集中、お作法を学び、まずは美味しくいただきます。
その後はご自身でお茶をたてていただき、味わっていただきました。

 

季節の和菓子はこの日に合わせて、パティシエのたかこさんに作っていただきました。
「桃蕾(ももつぼみ)」
なんて美しいのでしょう!アート!

 

お茶会が終わった後、参加していただいたみなさんが自然とつながって、お話しの輪が広がっていて、とてもなごやかでおだやかな時間が流れていました。

 

マインドフルネスな体験の一つとして気軽にできる「瞑想的茶会」。
お茶や瞑想が初めての方に、きっかけの一つとして、とても入りやすいと思います。
生活の中にマインドフルネスな時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

Otowa Avenue(オトワアベニュー)
文京区音羽1-17-16中銀音羽マンシオン2F
厳選された上質な素材で作られたお料理やスイーツを、素敵な書斎のような上質空間でいただけるCafé&Patisserie。
「瞑想的Otowa Avenue茶会」は3月、6月、9月、12月と季節ごとに開催予定。

lionel