初めてを共に体験する by トモミの瞑想的生活

こんにちは!トモミです。

今年は夏が長い酷暑だったので、秋という季節のありがたみをひしひしと感じ堪能しております。みなさまいかがお過ごしですか?

 

私はライフワークとして瞑想を通した活動をしていますが、もう一つ行っていることがあります。旅好き人好きが高じて、何度も足を運ぶようになった場所が日本にいくつかあるのですが、その心地のよい波動のようなものを感じる自然・人・場所に、きっとそこに合うであろう、双方に良いシナジーが起こるであろう人々をお繋ぎすることです。自然にコミュニティができていき、よろこびの輪も広がっているようです。

 

今回は、宮崎県綾町でのツアーで、森の中に入った時のことを綴りたいと思います。

 

この町には何度も訪れているのに、何故か森の中に入ろうとする日は豪雨や雷雨。(基本的に晴れ女なのですが…)その結果、お連れした人々と一緒に「初めて」を体験することになったのです。安全のため、森のガイドを綾町の観光大使でもある、自然のプロフェッショナル、おたすけマントキさんにお願いし、一同でいざ森の中に入りました。

 

 

木々の葉の間から差す光と影が織りなすコントラストの中に、命の輝きを放つ緑の美しさ。

川の水で喉の渇きを潤せる水の清らかさ。

神々しい森のマザーツリー。

ここは地上の天国ではないか?としばし堪能。

思いの外早く目的地に着いてしまったので、少しストレッチした目的地である森の奥へ向かうことに。

さぁここからが本番です。

 

森を歩くスキルや経験値

年齢

職業

ライフスタイル

それぞれが様々なメンバーで初めての森の奥へ入ります。

 

初めてのヤマビルに叫び、払い合い

斜面で滑り落ちるのを支え合い、時に一緒に滑り落ち(笑)

自分の中の幾つかの壁を壊し

その時の優先順位を瞬時に考え行動に移す

ゴールに達した歓びはもちろん素晴らしいのですが

それにも増して帰り道でのマインドの変化が素晴らしく、そして面白かったのです。

 

無知からくる恐怖は、体験することで恐怖ではなくなり

自分の中で知らず知らず作られていた壁が壊されたことで、

新たな挑戦に抵抗なく挑めるようになり

1人ではなく皆で挑戦し、同じ景色と達成感を味わうことで、絆のようなものが生まれ

それはそれはビフォアアフターで生まれ変わったようでした。

ゴール間近の美しい川辺で食べたおにぎりの美味しいこと!

日常生活の中では、なかなか数時間でここまで大きなマインドの変化は起こせません。

 

人生も旅のようなもの。

人は一人では生きてはいけません。

初めてを参加者の方々と共に体験することによって、大きな気付きと変化を得たのでした。

 

今回は森に入りましたが、インドア・アウトドア関係なく、どんなアクティビティであったとしても、家族や親しい仲間、仕事仲間等と一緒に「初めてを共に体験」したら、何か新しい発見があるかもしれません。

 

(自然の中での初めてのアクティビティは、プロの方にガイドやコーチをして頂きましょう)

 

『宮崎県綾町』

今から50年以上前、高度成長期、国の推進する森林伐採に町民一丸となって反対し、森を守るという選択のもと、森の文化を軸に経済成長を目指すという、まさに現代の「SDGs」に取り組み「自然とともに生きる」ことを続けてきた町。現在は「オーガニックの聖地」「工芸の里」として発展し、県外からも移住者が増え続けています。ユネスコの審査機関から自然生態系共生の最先端地区として認められた、世界からも注目されている自然豊かな美しい町です。

 

lionel