父から畑を学んで by トモミの瞑想的生活

みなさまこんにちは!トモミです。

秋分の日が過ぎてやっと秋らしくなってきましたね。

 

先日実家に帰った時に、父から畑作業を教わりました。

庭の敷地に家庭菜園があり、子どもの頃から季節ごとの野菜の収穫には触れていましたが、

つい最近まではもっぱら、「収穫」と「食べる」ことが専門でした。

「高齢になった父から今のうちに教わっておきたい」

そんな想いが今年になってむくむくと出てきたのです。

いざ農作業!と言っても、土は耕されている場所だったので楽な方だったと思います。

今回は青首大根と聖護院大根の種を蒔きました。

鍬と鋤を使いました。

鍬は見ていると簡単なようで、初めての私には難しく、溝のラインもガタガタ。

掘った土を右側に寄せるリズムがつかめず。きっとこれは力ではなく振り子の原理を使うのだろうと次回に宿題として持ち越し。

種まきは、ペットボトルの底ほどの円に4粒ずつ。

小さな小さな種を一つ一つつまんではていねいに蒔く。ここはマインドフルネスに。

育って来たら元気な1つを残し、あとは間引く。間引いたものはお味噌汁などの具に。

一粒の種から大きなだいこんの実がなる。

トマトやナスのように、シーズン中は繰り返し実をつけてくれる野菜もある。

稲はどうだろう。あの一粒から稲穂が育ち、たくさんの米の粒が収穫できる。

 

私は育った環境の影響か植物や花々が大好きで、東京のマンションでもこれまでベランダや室内で植物や花、食べられるハーブを育ててきましたが、いずれも鉢植えを購入したり、苗を植えたりしていました。野菜、しかも「種から蒔く」という経験は生まれて初めて。しかも代々からの土地の土に触れて耕して。

 

子どもの時は自然の中で暗くなるまで遊んでいたのに。

年頃になって東京に出てからというもの、時々実家に帰ってきても、こんな風には土や植物、野菜を見て感じられてはいなかった。

自分は自然の一部であり自然から大きな力を頂いていること、

見えなくともご先祖様や両親、家族からこんなにも援護されていること、

瞑想を習慣化してからうっすら気付けるようになりましたが、今回土に触れながら、より体と心で感じたのでした。

 

本当にエゴだらけで、まるで全部自分だけの力で自分の世界を作ってきたみたいに、思い上がっていた自分自身が、恥ずかしくも滑稽でもあり。

どんな感情も全部体験させてくれる、宇宙の懐の大きさにまた気付きを得たのでした。

 

 

 

いやいや、地味~~~に足腰にきますけど。

畑は楽しい!

これからの野菜の成長が楽しみです。

lionel