自分に全許可をする時間 by トモミの瞑想的生活

みなさまこんにちは!

トモミです。

4月を迎え、環境の変化や新しいスタートを迎えている方も多いのではないでしょうか?

 

『変化』は時にワクワク、時にコワイですよね。

仕方ありません。私たちの身体は恒常性を保つようにできているので、変化に対しては防御反応が起こるようになっているのです。

コンフォートゾーンを出るためには、経験を通した学習が必要です。

みなさま経験したことがあるのではないでしょうか?

「最初は怖かったけど… あれ?やってみたら意外にOK」

小さな「初めて」、小さな「チャレンジ」を日常の中で取り入れていくと、新しい変化に対するハードルがだんだんと低くなってきます。

いつも通る道をちょっと変えてみたり

いつもはいつものお店に行くところを、新しいお店に入ってみたり。

春は「新しい」何かを取り入れやすい季節。楽しみたいですね。

とは言え。

良い変化も、ちょっとドキドキするような変化も、大なり小なり心身にストレスを与えるもの。

そのストレスをリリースする、自分なりの『何か』を持っていますか?

それは、『自分のためにする何か』。

ある意味それは儀式のようなものかもしれませんし、ご褒美のようなものかもしれません。

・プロジェクトがひと段落したら、美味しいワインで自分に乾杯する

・自分のために花を買う

・ゆっくりコーヒーを入れてゆっくり味わう

・この日は目覚ましをかけないで寝ると決める

・好きな音楽を好きなだけ聴く

・少し遠出する

etc…

 

『自分のためにする何か』は、人それぞれで様々だと思いますが、一つ大事なことがあります。

 

『そのことをする自分に許可をする』

『その時間を味わいきる』

ということです。

 

どういうことかと言いますと…

かつての私の話を例えにしましょう。

私にとってのストレスリリースをする『自分のための何か』とは、旅に出かけることでした。

昔の私はせっかく自然の中に行っても、ふと仕事のことや、考えなくていいことが頭の中に浮かび、そこからその雑念がなかなか頭から出ていかない。

挙句の果てには、「こんなことやっていていいのかな?」というちょっとした罪悪感まで浮き上がってきたりして。ちょっと待てよ、と。身体は自然の中にいるのに、頭の中は街の中でやっていることと変わらなかったのです。全然意味がない 苦笑

きっと自分に許可をしていなかったのですよね。『自分のためだけにする自分のための何か』を、『その時間を味わい切る』ことを。

私が瞑想を通して学んだことの一つに、本当の意味のセルフラブがあります。

瞑想をしている時間は、誰のためでもない自分のためだけに呼吸をし、自分の内側に集中します。これからのスケジュールのことや、仕事や、家族のことや、気になることがたくさんあったとしても、それは瞑想の時間は頭の外においておくのです。最初は頭の中に雑念が大いにやってきます。そうしたらその中に飲みこまれるのではなく、「今の自分、雑念がわいているな」と客観的に見て、また呼吸に集中していく。それを繰り返していきます。

瞑想を習慣化していくことで、自分に対する様々な気付きがありました。良い悪いでジャッジするのではなく、「あぁこんなところが自分にはあるんだなぁ」とそのままを受け止める。それから次は、どうしたらいいのか行動を選択すればいい。

まずは自分でどんな自分も一旦受け止め、大切にし、愛すること。十分大人になってからのレッスンでした。それができるようになってだんだんと、真の意味で周りの人のことも違いを認めて、大切にでき、愛することができるようになってきた気がします。

今では仕事もより計画的になり、リフレッシュとしての旅も定期的に予定に組み込んでいます。そして旅先では、その時間を味わいきることを自分に全許可して過ごせるようになりました。自然の中で過ごし心身にスペースができることで、そこに無意識にぽっと浮かんだことが、後にビジネスなどの良いアイデアにつながったりするので不思議です。

「アイデアをひねり出したり、取りにいこうとしていた過去の自分」

「スペースを空けることで、アイデアが浮かんでくるようになった今の自分」

この差はとても大きいと思うのです。

 

※写真はすべて2024年3月宮古島の旅にて撮影したものです。

lionel